ROPPONGI TENMON CLUB

六本木天文クラブ

東京シティビュー×アカデミーヒルズ
DESIGNART TOKYO 2020 連動企画「私と宇宙のかかわり方をデザインする」

たったひとつのウイルスの登場によって、私たちの日常は驚くほど簡単に一変しました。

当たり前は当たり前でなくなり、当たり前でなかったものが当たり前になる。私たちが信じてきた価値のもろさを知ると同時に、私たちの暮らしを支えるべき新しい世界観を組み立て直す必要に迫られています。

この破壊と創造のプロセスを完遂するには、いろいろなアプローチがあり得るでしょう。宇宙から世界のありようを眺めてみるというのも、その方法論のひとつです。今回の企画では、天文学・惑星科学と人材開発・エンターテイメント・ビジネスの交わりを通じて、私と宇宙のかかわり方をどのようにデザインできるのか考えてみたいと思います。

宇宙の一部である地球と、そこに住む私たちは繋がっています。本セミナーでは多様なアプローチで宇宙と関わる講師陣をお迎えし、宇宙と私が身近につながる3セミナーを開催させていただきます。

東京シティビュー×アカデミーヒルズ
DESIGNART TOKYO 2020 連動企画「私と宇宙のかかわり方をデザインする」

開催日
10月25日(日)
13:00~14:30 TALK SESSION ①「宇宙の味わい方を考える」
15:30~17:00 TALK SESSION ②「イノベーティブな宇宙」
10月28日(水)
19:00~20:30 TALK SESSION ③「楽しい宇宙の遊び方」
形式
zoomウェビナーによるオンラインセミナー
参加費
1セミナー 500円 / 3セミナー 1,000円(税込)
※申し込み後の変更・キャンセルは受付いたしませんのでご注意願います。
定員
各セミナー150名(先着順)
お申し込み
9月28日(月)15:00~10月24日(土)12:00(先着順)
※定員になり次第申し込み受付を終了いたします。
スケジュール
10月25日(日)
 
13:00~13:03
挨拶 ~開催にあたって~六本木天文クラブ
高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授)
2008年東京大学大学院博士課程修了(理学博士)、国立天文台広報普及員・研究員(ハワイ観測所)、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、現在に至る。
天文学をベースに知を俯瞰することを目指した、統合的な研究活動を行っている。主な著作物に「一家に1枚 宇宙図」「太陽系図」「光図」(共著)などがある。
13:03~14:30
TALK SESSION ①「宇宙の味わい方を考える」
近くて遠い、宇宙の世界。ブラックホールの撮影成功など、次から次へと新しい宇宙の姿が明らかにされています。天文学者はなんだかとっても楽しそうにしていますが、なにがいったいそんなにすごいのか。アルマプロジェクトの広報を担当される国立天文台の平松正顕さん、人工流れ星に挑戦するALEの岡島礼奈さん、そして六本木天文クラブの高梨直紘さんをお招きし、私たちの腑にも落ちる宇宙の味わい方を考えます。
岡島礼奈(株式会社ALE代表取締役社長/CEO)
鳥取県出身。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号(理学)を取得。卒業後、ゴールドマン・サックス証券へ入社。2009年から人工流れ星の研究をスタートさせ、2011年9月に株式会社ALEを設立。現在、代表取締役社長/ CEO。「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」を会社のMissionに掲げる。宇宙エンターテインメント事業と中層大気データ活用を通じ、科学と人類の持続的発展への貢献を目指す。
平松正顕(自然科学研究機構 国立天文台アルマプロジェクト助教)
博士(理学)。自然科学研究機構国立天文台アルマプロジェクト助教/台長特別補佐。専門は電波天文学、星形成の観測的研究。
東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程を修了後、台湾中央研究院天文及天文物理研究所 博士研究員/ALMA地域センターアストロノマーを経て2011年3月より国立天文台に勤務。電波望遠鏡を用い、太陽のような星や惑星の誕生過程を探っている。特に、星の重さがどのように決まり、そのまわりにどのような惑星系が作られていくのかということに興味を持っている。またアルマ望遠鏡の広報担当として、講演や執筆活動を精力的に行っている。
高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授)
 
15:30~17:00
TALK SESSION ②「イノベーティブな宇宙」
天文学でもっとも注目を浴びている分野のひとつが、太陽系外惑星の研究です。その名の通り、太陽系の外にある惑星たちで、既に4000個以上が見つかっています。このような研究が近年になって急速に発展してきた背景には、さまざまなイノベーションの存在がありました。それははたしてどのようなイノベーションであったのか。そして、その研究成果が逆に社会にどのようなイノベーションをもたらすのか。本セミナーでは天文学者である成田憲保さん、ストラテジック・デザイナーである佐宗邦威さん、そして六本木天文クラブの高梨直紘さんをお迎えし、あえてビジネスの観点から天文学を眺めてみます。
成田憲保(東京大学大学院総合文化研究科教授)
1981年(昭和56年)千葉県千葉市生まれ。
2003年(平成15年)東京大学理学部物理学科卒業、2008年(平成20年)東京大学大学院博士課程修了(理学博士)。
2020年(令和2年)より現職。専門分野は、太陽系外惑星の観測と装置開発。異分野の研究者とのアストロバイオロジーの学際的研究にも取り組んでいる。
太陽以外の恒星にある惑星がその親星の前を通過する食の現象などを用いて、新しい系外惑星を探し、その大気や成り立ちを調べる研究を行っている。
研究と並行して、最先端の科学の知識を子どもや一般に向けて伝える活動を行っており、特に小学校の総合学習の時間で行う「アストロバイオロジー教室」を異分野の若手研究者と共に企画し実施してきた。
主な著作物に「一家に1枚 宇宙図」(共著)や「地球は特別な惑星か? 地球外生命に迫る系外惑星の科学」(講談社ブルーバックス)などがある。
佐宗邦威(株式会社BIOTOPE CEO / Chief Strategic Designer)
東京大学法学部卒。イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。P&Gにて、ファブリーズ、レノアなどのヒット商品のマーケティングを手がけた後、ジレットのブランドマネージャーを務めた。ヒューマンバリュー社を経て、ソニー株式会社クリエイティブセンター全社の新規事業創出プログラム(Sony Seed Acceleration Program)の立ち上げなどに携わった後、独立。BtoC消費財のブランドデザインや、ハイテクR&Dのコンセプトデザイン、サービスデザインプロジェクトを得意としている。
著書に、『ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION』(日経BP 、2019年)、『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN 』(ダイヤモンド社、2019年)、『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』(クロスメディア・パブリッシング、2015年)。
多摩美術大学特任准教授。大学院大学至善館准教授。
高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授)
10月28日(水)
 
19:00~20:30
TALK SESSION ③「楽しい宇宙の遊び方」
なにをするにも宇宙は常にフロンティア。研究しかり、ビジネスしかり。そしてもちろん、遊びもしかり。宇宙にはいったいどんな楽しみ方があるのでしょうか。本セミナーでは、今年8月に「KIBO宇宙放送局」プロジェクトをマネージしたバスキュールの朴正義さんをお迎えし、博報堂エグゼクティブ・クリエイティブディレクターの須田和博さん、そして六本木天文クラブの高梨直紘さんを交え、今後ますます拡大していく宇宙エンタメの未来について、楽しい「妄想トーク」を展開いただきます。
バスキュール 朴正義(株式会社バスキュール 代表取締役 / クリエイティブディレクター、株式会社LivePark 共同創業者 / チーフクリエイティブオフィサー)
ネット時代の新しいクリエイティブフォーマットを生み出すことを目標に、2000年にバスキュールを設立。広告企画制作、サービス開発、空間演出など、数多くのプロジェクトのクリエイティブディレクションを担当し、カンヌライオンズ、D&AD、ニューヨークADC賞、文化庁メディア芸術祭など、300を超える国内外のクリエイティブ賞を受賞。
最近では「DATA-TAINMENT」をキーワードに、イベント/プロダクト/スポーツ/都市開発/宇宙開発など、領域を超えた新しいクリエイションに挑んでいる。2015年、日本テレビとともに、テレビを超えた新しいメディア体験づくりに挑むJVを設立。2019年、JAXA、スカパーJSATとともに宇宙メディア事業構想を立ち上げ、2020年8月「KIBO宇宙放送局」1stミッションを成功。2回目に向けて企画準備中。
博報堂 須田和博(株式会社 博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局/スダラボ、エグゼクティブ・クリエイティブディレクター)
1967年新潟生まれ。1990年多摩美大卒、博報堂入社。AD、CMプラナーを経て、インタラクティブ領域へ。
2009年「ミクシィ年賀状」TIAAグランプリ。2014年スダラボ発足、「ライスコード」でアドフェスト・グランプリ、カンヌ・ゴールドなど、国内外で60以上の広告賞を受賞。2016〜17年 ACC賞インタラクティブ部門・審査委員長。
2019年「MRミュージアム」日本イベント大賞グランプリ。著書「使ってもらえる広告」
高梨直紘(天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授)
 

チケットに関するお問い合わせ
  (アカデミーヒルズ)
企画に関するお問い合わせ
東京シティビュー Tel:03-6406-6652

主催
東京シティビュー、アカデミーヒルズ
後援
DESIGNART TOKYO実行委員会
申込期間
2020.9.28(月) ~ 10.24(土)
会場
zoomウェビナーによるオンラインセミナー
定員
各セミナー150名(先着順)
料金
1セミナー 500円 / 3セミナー 1,000円(税込)
※申し込み後の変更・キャンセルは受付いたしませんのでご注意願います。
カテゴリー
六本木天文クラブ
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