「当たり前の風景」が「知の探求の場」「特別な景色」へと変わる
2026年4月10日(金)から6月8日(月)まで、累計発行部数550万部(電子版含む)を突破した人気マンガ『チ。 ―地球の運動について―』とのタイアップイベントを開催します。
本イベントは、地動説を命がけで証明しようとした中世の無名の人々が紡ぐ物語『チ。 ―地球の運動について―』の世界観を、海抜250mという「空に近い展望台」に重ね合わせることで、日常の風景を「知の探求の場」へと変貌させます。
そして、中世の天文学者たちが抱いた「宇宙の美しさ」への感動に触れたとき、窓の外に広がる星空や街の灯りは、いくつもの偶然と情熱が重なって初めて存在し得る「特別な景色」へと姿を変えるはずです。
「天文」「宇宙」「星」、そして時代を越えて連綿と受け継がれる「知」。作品を象徴するこれらのキーワードを軸に、展望台ならではの空とつながる大空間で、作品の象徴的なシーンや印象的なセリフなど『チ。』の世界観をダイナミックに展開します。また、中世の天文学者の世界を垣間見ることができる空間展示もお見逃しなく。
「世界の見方が変わる」——。そんな驚きに満ちた体験を、東京の絶景と共にお届けします。
「特別先行鑑賞会」に抽選で参加できる SNS キャンペーン(期間:3/27(金)~3/30月)
『チ。 ―地球の運動について―』とは
魚豊(うおと)氏による本作は、2020年から2022年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)にて連載された、15世紀のヨーロッパを舞台にしたマンガ作品です。「天動説」こそが絶対の真理とされる時代に、異端視された「地動説」の可能性に魅せられ、その証明に命を懸けた人間たちのドラマを描きます。 自らの命よりも「知」や「真理」を優先し、拷問や死の恐怖に屈せずバトンをつないでいく姿は多くの読者の心を揺さぶりました。累計発行部数は550万部(電子版含む)を突破し、2022年には「第26回手塚治虫文化賞 マンガ大賞」を史上最年少で受賞するほか、2024年のテレビアニメ化を経て、今なお熱狂的な支持を集めています。
魚豊氏プロフィール:1997年生まれ。東京都出身。13歳から投稿を始め、2018年11月に『ひゃくえむ。』で連載デビュー。20年9月に『チ。 ―地球の運動について―』の連載を開始。同作は「マンガ大賞2021」第2位や「このマンガがすごい!2022 オトコ編」第2位ほか、多数の漫画賞で上位に選ばれ22年4月には「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」を史上最年少で受賞。さらに『ようこそ!FACT (東京S区第二支部)へ』も続けて連載し、24年2月に完結。


絶景と名シーンが重なる「絶景フォトスポット」
東京シティビューが誇る、東京タワーを中心とした都市風景を一望できる大空間に、『チ。』の登場人物が夜空を見上げる名シーンが巨大バナーとなって登場します。
実際の東京の絶景と、真理を追い求めた彼らの視線が交差する、展望台ならではのダイナミックな展示空間をお楽しみいただけます。さらに、会場内にはまるでマンガの1コマに入り込んだような写真が撮影できる特設フォトスポットも登場します。白黒の線画で表現された作中の背景やアイテムの中に立つことで、ご自身が『チ。』の物語の登場人物になったかのような、作品に入り込んだような特別な一枚を撮影いただけます。
©魚豊/小学館
©魚豊/小学館
※画像は展示イメージです。実際の展示とは異なる場合がございます。
「知」への情熱を読み解く!
「信念」「真理」を辿り、現代のあなたへ“バトン”を繋ぐ”『チ。』深読みの展示空間
本イベントの展示エリアでは、単なる名シーンの紹介にとどまらず、物語の根底に流れる「信念」と「真理」というテーマに深くフォーカスします。企画にあたっては、気鋭の哲学者・谷川嘉浩氏をはじめとする4人の共創者を迎えました。彼らの現代的かつ多様な視点による解釈コメントを各展示に添えることで、『チ。』の新たな魅力を掘り下げ、知的好奇心を刺激する展示へと昇華させています。
そして展示の終盤、何百年もの時を超えて受け継がれてきたそのバトンは、現代を生きる「あなた」へと手渡されます。登場人物たちが純粋な信念を持って夜空を見上げたように、海抜250mの展望台から広がる現実の景色を前に「あなたにとっての信念とは何か?」を問いかけます。展望台を後にする頃には少しだけ“世界の見方が変わる”。そんな本イベントならではの特別な体験ができることでしょう。
《「世界の見方が変わる」視点と問いを提示する、4人の共創者》
イベント開催にあたり、哲学や文学などの各分野で思索を重ねてきた4名の方々に、展示テーマの設計や寄稿という形で協力いただきました。彼らの視点を通した『チ。』で語られた言葉が、来場者の思考をひらく“きっかけ”となるでしょう。
谷川 嘉浩(たにがわ よしひろ)氏 / 哲学者
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。著書に、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)など。社会時評やカルチャー評論、エッセイなどで活動するほか、企業との協働多数。


小川 公代(おがわ きみよ)氏 / 英文学者
1972年和歌山県生まれ。ケンブリッジ大学卒業(政治社会学専攻)。グラスゴー大学博士号取得(英文学 Ph.D.)。上智大学外国語学部英語学科教授。専門は、イギリスを中心とする近代小説、ロマン主義文学、医学史。著書に『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』『世界文学をケアで読み解く』など。邦訳に『メアリ・シェリー』(シャーロット・ゴードン著)などがある。


下西 風澄(しもにし かぜと)氏 / 哲学者
1986年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学後、哲学を中心に講演・執筆活動を行う。著書に『生成と消滅の精神史 終わらない心を生きる』(文藝春秋)。生きていることの意味は、生命や意識にいかに生じるのか。哲学、認知科学、歴史、文学など横断的な視点から考えている。


伊藤 亜和(いとう あわ)氏 / 文筆家
1996年生まれ。学習院大学文学部卒業。note掲載のエッセイ『パパと私』で注目を集め、文筆家としての活動を本格化。著書に『存在の耐えられない愛おしさ』(KADOKAWA)、『変な奴やめたい。』(ポプラ社)など。ラジオパーソナリティなど多方面で活動。第19回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。


138億光年の宇宙の旅!次世代プラネタリウム「MEGASTAR」による「星空シアター」
本イベントでは、プラネタリウム・クリエーター大平貴之氏率いる大平ラボの協力のもと、展望台内に「星空シアター」が出現します。中世の天文学者たちが見上げたであろう星空から出発し、次世代プラネタリウム「MEGASTAR」が投影する数百万の星々と共に、現代の天文学が解き明かした138億光年の宇宙の果てまでを巡る壮大な旅へといざないます。
※『チ。』の世界観をイメージしたコンテンツであり、『チ。』そのもののコンテンツではございません



< 「MEGASTAR」による「星空シアター」展示イメージ >
※画像は展示イメージです。実際の展示とは異なる場合がございます。
<大平貴之氏 コメント>
「かつて夜空は、この世界の成り立ちを解き明かすための鍵でした。中世、人々は天文学の真理を巡って命を懸けて対立しました。やがて星空はロマンの象徴となり、人々にとって天文学は切実なものではなくなりました。しかし近い未来、宇宙を知ることが再び人類を導く事になるでしょう。本イベントでは、その歴史を振り返りながら、私たちの未来を考える場になればと思います。」


プラネタリウム・クリエーター。1970年川崎生まれ。大学在学中に個人製作は不可能とされたレンズ投影式プラネタリウムの開発に成功、ソニー株式会社に就職後も製作を続け、1998年に150万個の星を映し出す「MEGASTAR」を発表。2004年に日本科学未来館に設置した「MEGASTAR-II cosmos」がギネス世界記録に認定。国内外へのMEGASTAR設置、イベントプロデュースや音楽、アートとのコラボなどを積極的に行う。セガトイズと世界初の家庭用光学式プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズを共同開発。文部科学大臣表彰科学技術賞、IPSテクノロジー&イノベーションアワード2018等、受賞多数。信条は「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」。大阪芸術大学客員教授。
【数量限定特典付きチケット購入者特典】特製原作コマしおり(全8種)
数量限定特典付きチケットをご購入のうえご来場いただいた方に限り、『チ。 ―地球の運動について―』の特製原作コマしおり(全8種)を、1回のご来場につきランダムで1枚プレゼント。地動説に命を懸けた者たちのドラマが描かれた各巻の名シーン・名言が、栞となってあなたのお手元に。日々の読書や日記のお供としてはもちろん、全種集めてアートピースとしてコレクションするのもおすすめです。本イベントでしか手に入らない特別なアイテムです。
※数量限定特典付きチケットは、定数に達し次第販売終了となります。


オリジナルグッズ発売決定!
会場内の特設ショップでは、本イベントのキービジュアルを使用したアイテムをはじめ、各種オリジナルグッズを販売します。作品の世界観を日常に取り入れられるシックなデザインの雑貨やステーショナリーに加え、「天文」「宇宙」「星空」にまつわる美しいセレクトアイテムも多数販売予定です。「世界の見方が変わった感動」を、ぜひご自宅へお持ち帰りください。
※グッズの詳細情報は本サイトにて後日発表予定です。
※画像はいずれもイメージです。
- 主催
- 東京シティビュー
- 特別協力
- 株式会社大平ラボ、天文学普及プロジェクト「天プラ」
- 企画協力
- 谷川嘉浩(哲学者)、小川公代(英文学者)、下西風澄(哲学者)、伊藤亜和(文筆家)
- 後援
- J-WAVE
