展覧会

YXMR FASHION RESEARCHやくしまるえつこ衣裳展
#3 SINA SUIEN

2020.2.15(土)~ 2.26(水)

YXMR FASHION RESEARCH
やくしまるえつこ衣裳展

アーティスト兼プロデューサーとして「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰、一貫してインディペンデントでの活動を続ける音楽家・やくしまるえつこ。

バイオテクノロジーを駆使し、世界最大のメディアアートの祭典アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞した作品『わたしは人類』は、森美術館にて現在開催中の「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」で展示されています。更にやくしまるは、『わたしは人類』とおなじく同展で展示されている手塚治虫「火の鳥」未来編をモチーフとした新曲『Human Is (feat. Fennesz)』を、オーストリアの音楽家クリスチャン・フェネスをfeat.して制作・発表。
ポップミュージックからエクスペリメンタルミュージック、ライブハウスから美術館、文芸誌での連載からセーラームーンの主題歌、映画音楽やアイドルへの楽曲提供まで、やくしまるえつこは長年にわたり数多くの世界が重層的・多角的・領域横断的に絡み合う唯一無二の活躍を続けています。

音楽やアートのみならずファッションの世界からも注目度は高く、やくしまるえつこが着用する数々のオリジナル衣装は、国内外の第一線で活躍するファッションデザイナーたちが、やくしまるの世界観・コンセプトに基づき、本人と綿密なやり取りを重ねながら制作してきました。

そしてこのたび、待望のやくしまるえつこ衣装展「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」が六本木ヒルズ森タワー52階・東京カルチャーリサーチにて開催されます。
2019年12月・2020年1月・2020年2月、と各月12日間ずつ、近年のやくしまるえつこオリジナル衣装から、FACETASM・writtenafterwards・SINA SUIEN が手がけた衣装をデザイナーごと3期に分けて実物展示。

52、53階いずれかのチケットがあれば「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」の入場は無料。森美術館「未来と芸術展」や、HILLS LIFE DAILYにてスタートした特集シリーズ“YAKUSHIMARU ETSUKO ART ARCHIVES”などとあわせて本衣装展をご覧いただくことで、やくしまるえつこの領域横断的な活動を様々な角度から紐解くことが出来る仕組みとなっています。

森美術館「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/

HILLS LIFE DAILY
“YAKUSHIMARU ETSUKO ART ARCHIVES”
#1 やくしまるえつこが描く未来と芸術
https://hillslife.jp/art/2019/10/31/yakushimaru-archives1/

やくしまるえつこ衣裳展
やくしまるえつこ衣裳展

#1 FACETASM / 2019年12月11日(水)〜12月22日(日)

第一期となる2019年12月11日からは、やくしまると数多くのコラボレーションを行うなど長年に渡り親交も深く、LVMHプライズの日本人初ファイナリストとして選出されるなど世界中から注目を集めるデザイナー落合宏理の『FACETASM』による、やくしまるえつこオリジナル衣装を展示。2016年の日本武道館公演「八角形」やフジロックなどで着用された衣装が展示されます。

#2 writtenafterwards / 2020年1月15日(水)〜1月26日(日)

第二期、2020年1月15日から展示されるのは、ファッションの世界のみならずアート界からも高い評価を得る山縣良和(『writtenafterwards』)制作によるオリジナル衣装。やくしまるえつこがアーティストヴィジュアルでも着用している巨大な黒いマントや、2019年に初登場した最新衣装となる真紅のドレスなど、儀式的なやくしまるのライブの世界観を見事に表現した壮大な衣装が初展示されます。

#3 SINA SUIEN / 2020年2月15日(土)〜2月26日(水)

第三期の2020年2月15日からは、繊細で鮮やかな刺繍を用いた衣装が各界から熱烈な支持を集める有本ゆみこ『SINA SUIEN』によるオリジナル衣装を展示。相対性理論のライブアルバム「調べる相対性理論」ジャケットアートワークでもやくしまるがドローイングとして描くなど、華やかで象徴的な衣装を、緻密な刺繍の隅々までご覧いただけます。


やくしまるえつこが「人類滅亡後の音楽」をコンセプトに、バイオテクノロジーを駆使して制作した《わたしは人類》。 その発展形として、六本木ヒルズ全域を舞台に本作を突然変異させる特別企画 「わたしは人類:ミューテーションヒルズ」を開催中。
https://hillslife.jp/yxmr/

やくしまるえつこ

アーティスト兼プロデューサー、作詞・作曲・編曲家として「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰。ポップミュージックからエクスペリメンタルミュージック、アート、テクノロジー、文筆、朗読とあらゆる領域を自在に横断し、一貫してインディペンデントでの活躍を続ける。
2016年にリリースした相対性理論『天声ジングル』には坂本龍一、ジェフ・ミルズ、黒沢清、ペンギンカフェらから賛辞が贈られ、同アルバムを提げ、レコード会社にもプロダクションにも所属しないアーティストとして前代未聞の日本武道館公演「八角形」を実現。
自身のバンドやソロワークスの他にも、映画音楽からアイドルまで幅広いプロデュースワークや楽曲提供、インスタレーションや絵画作品、人工知能と自身の声による歌生成ロボや生体データ、人工衛星や遺伝子を用いた作品など多岐に渡る。
バイオテクノロジーを駆使し、音源と遺伝子組換え微生物で発表した作品『わたしは人類』で世界最大の国際科学芸術の祭典 アルスエレクトロニカ・STARTS PRIZEグランプリを受賞。金沢21世紀美術館で展示された『わたしは人類 (ver.金沢)』は、ポップミュージックで初めて同館のコレクション作品として収蔵されている。
近作に相対性理論『調べる相対性理論』、やくしまるえつこ『アンノウン・ワールドマップ』、オーストリアの音楽家 クリスチャン・フェネスをfeat.して制作した “やくしまるえつこ「Human Is (feat.Fennesz)」”など。
2019年秋からは『わたしは人類』が森美術館と金沢21美術館でW展示される。

http://yakushimaruetsuko.com/
http://mirairecords.com/

東京カルチャーリサーチとは
絶え間なく変化する東京のカルチャーシーンを発見・研究し、その紹介をする小展示スペースです。東京が生み出すカルチャーの中でも、特にマンガ、ゲーム、アニメ、メディアアート等を深く掘り下げ、「東京シティビュー」としての独自リサーチとセレクションに基づき「東京の文化的特異点」を感じる作品を不定期で展示していきます。


主催
みらいレコーズ、東京カルチャーリサーチ
協賛・協力
日本コパック株式会社、つむら工芸
基本情報
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